夏の間の更新をサボッている間に、既に10月末になってしまいました。
前回の記事で、「民宿 植山食堂」さんの客室から「中部電力 西渡発電所」を見下ろすことができると書きましたが、今回はその西渡発電所をチョロリと探索した記録です。
国道473号線から見下ろす西渡発電所
佐久間町と言えば「佐久間ダム」と「佐久間発電所」が文句ナシに連想されます。浜松市中心部から国道152号線を北上すると、大井橋で国道152号線と国道473号線に分岐します。大井トンネル側に進めば秋葉街道とも言われる国道152号線を進み、水窪町へ至りますが、大井橋を渡れば国道473号線となって佐久間町中心部、そして、佐久間ダム方面へと進みます。
その国道473号線に入って暫く進むと久根鉱山一歩手前に前回の記事の「民宿 植山食堂」さん、その手前に知られざるけど知る人ぞ知る「中部電力 西渡発電所」があります。
目印は植山食堂さんでもありますが、道路右側の山の斜面に太い鉄管が天竜川目がけて延びています。これが、西渡発電所の目印。ズバリ、この下に西渡発電所があるわけです!
国道473号線から見上げる太い鉄管
中部電力のサイトによれば、西渡発電所は天竜川水系という分類ですが、取水は支流の水窪川になります。先ほどの国道の分岐点をそのまま国道152号線を進むと水窪川沿いに北上していくことになるのですが、右手に小さな西渡発電所ダムを見つけることができます。佐久間ダムのような堤高100m以上のものを見てしまうと「これってむしろ水門じゃない?」と言いたくなる地味なシロモノですが、出力4600kWの西渡発電所の発電機を回す水を確保する大事なダムなんですね。
先ほどの国道473号線から見える太〜い鉄管はまさにそこから取水された水が落下する為の配管。西渡発電所の大動脈と言っていいでしょう。その配管の下には「あれ?これが発電所?」と言いたくなるような建造物があります。
西渡発電所に近づいてみました
この左側にある切妻屋根の白い建物が、まさしく発電機のある建物です。実際、発電機は、この地下にあるのでしょうが、佐久間発電所と比べてみると何ともオシャレじゃありませんか?取水源のダムは超地味ですが、この発電所で挽回しているようです。意外と目立たない発電所なんですが、マニアにはウケているようです。
ちなみにこれが真横から見た例の建造物です
ここまでは、国道から細〜いコンクリートの階段があるので、そこを下りることができるのですが、途中からはフェンスで入ることができません。なんで、こんなデザインなのか分かりませんが、外壁から屋根のデザインまで実に凝った作りになっています。
是非、一度ごらんください。
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